題名 | 【複製版画】最後の晩餐、カラー(小) |
作者 | レオナルド・ダ・ヴィンチ |
販売価格 | ¥61,000 (税込・送料込) |
技法 | デジタル版画(ジクレー)/制作 Fort・gang工房 |
サイズ【額縁】 | 40.5×63.5cm |
サイズ【絵柄】 | 22.3×45cm |
額種/マット | 木製(金箔磨り出し仕上げ)/麻マット |
【ご紹介】
『最後の晩餐』は、レオナルド・ダ・ヴィンチが、彼のパトロンであったルドヴィーコ・スフォルツァ公の要望で、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画として描き、ほとんどが未完とも言われるレオナルドの絵画の中で数少ない完成した作品の一つです。この作品はキリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の日に描かれている「最後の晩餐の情景」を描いています。ヨハネによる福音書13章21節より、“12弟子の中の一人が私を裏切る”と、キリストが予言した時の情景です。 この時代までの「最後の晩餐」の絵画は聖人には必ず後光がさしていました。また12弟子の中で裏切り者とされたユダは、後光が無い、あるいは横長のテーブルに一人だけ手前側に座るなどの構図で明らかに区別されて描かれていましたが、レオナルドは12人の弟子を等しくテーブルの奥側に配置し、後光も描きませんでした。かわりにキリストの背後に明るい外部の景色と(建築上は不要な)リュネットを描き、ユダの手には銀貨を入れた袋を持たせ、顔に陰をいれることで区別が図られています。 尚、ユダの背後にはナイフを握った手が描かれており、この手はペトロの右手であるとするのが一般的ですが、オリジナル画面の剥落が激しく判然としないため、「この手をこの向きにできる者はおらず、この手の持ち主は謎である」とする説もあります。 伝統的に赤い服に青いマントとされていたキリストは、伝統に倣った容姿で中央に三角の構図で描かれ、3人一組となった弟子はそれぞれ台形の構図でキリストを囲むように描かれています。遠近法、背景、弟子の表情、手の動き、目線、配色、構図など、あらゆる点で中央のキリストに注目が集まるよう工夫がされています。
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