おいしい浮世絵展

新商品 写楽 やどり木

出展作品のご紹介「名酒揃 宮戸川(歌川国芳)」

こんにちは、アルテノイエ スタッフです。
連日の猛暑日で夏バテ気味ですが、いかがお過ごしでしょうか?

「おいしい浮世絵展」もいよいよ閉幕まで1ヶ月をきりました。
本日は歌川国芳の「名酒揃 宮戸川」をご紹介します。

「揃(そろえ)」の名のとおり、国芳は実際の日本酒の銘柄(ラベル)を画中に描いたうちわ絵を何作も残しています。
右上の「名酒揃」の題箋にはおちょこや杯が描かれていて、細部まで遊び心を忘れません。

そしてなにより目を引くのが、背景の模様ですよね。
弁慶縞・弁慶格子と呼ばれ、ギンガムチェックと柄は同じですが、縦横の線の太さが1cm以上という規定があります。
背景にも柄、そして中央の女性の着物にも柄。彫り師、刷り師泣かせな1枚です。

「おいしい浮世絵展 ~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」は森アーツセンターギャラリーにて9月13日(日)まで開催中です。
売場では検温、手指の消毒、マスク・フェイスガードの着用を徹底し、新型コロナ感染症対策をしておりますが、ご来場の際は是非お気を付けてお越しください。

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