題名 | 赤、青、黄のコンポジション |
作者 | ピエト・モンドリアン |
販売価格 | ¥98,000 (税込・送料込) |
技法 | 復刻版シルクスクリーン |
サイズ【額縁】 | 65cm×64cm |
サイズ【絵柄】 | 47cm×46cm |
額種/マット | 木製(白)/クリーム |
【ご紹介】
抽象絵画の巨匠ピエト・モンドリアン。彼の芸術の到達点が1930年より描いている「コンポジション」シリーズと言われています。リアリズムから抽象化へ向かう過程で、曲線よりも直線のほうが張り詰めた力を持つことに気づいたモンドリアンはフォルムと色彩を、最も純粋な状態に還元することを目指し、直線とシンプルな色のみで無限の広さと新しい美を創造しました。その中でも代表と呼ばれるのが今作で、インスピレーションを得て作られた建築やファッションが数多く生まれ、今日でもクリエイターに多大な影響を与えています。チューリッヒ美術館正式許可を得て限定150部のみ制作された希少な作品です。
※限定部数の制作のためお品切れの場合はご了承ください。
[商品画像について]
モニター等によって色味に違いが生じることがありますのでご了承ください。
松井美藝堂─
”初代取締役社長・松井喜重が染色をヒントにスクリーン印刷を手掛け、大正12年に下町本所にて創業、主に競輪、オートレース、競艇等の印刷物・看板製作に専念、昭和に入り諸官庁関係、製薬会社、雑誌社の宣伝物等を主に事業拡大して、昭和22年、現在の地大田区に工場拡大新設、昭和27年6月に株式会社松井美藝堂を設立現在に至る。”
─株式会社 松井美藝堂 HPより引用─
シルクスクリーン技法の最大の特徴は色が鮮やかに再現できることです。そして、色を上から乗せても下の色の影響を受けません。
今回制作したピエト・モンドリアン作の「コンポジション」、線のグリッド模様と赤・青・黄と3原色で構成されている、この作品はまさにうってつけの作品ではないでしょうか。
1917年、芸術雑誌「De Stijl〔様式〕」を創刊し新造形主義を打ち出してから、10年かけモンドリアンが達した境地の証とも言えるかもしれません。法則の見えない配置ですが、不思議と見るものに不安感は無く、この強烈な三原色が美しく収まっている様には心地良ささえ覚えます。
油絵で描かれた原画の混じりけのない鮮やかな原色を、日本のシルクスクリーンの老舗である松井美藝堂が完全に再現してくれました。スタイリッシュな本作ですが、空間に彩りを与えてくれるとともに心穏やかな時間も過ごせることでしょう。